秋が訪れると気が逸る――
荘厳な山車と活気あふれる
街の人々の声。故郷の行事として
私たちの心に在る川越まつりには、
深く温かな地域の想いが溢れます。
表紙写真:中村香奈子 撮影場所:川越市内
川越まつりを待ち侘びて。
川越の総鎮守氷川神社で行われる秋の大祭と、直後に行われる「神幸祭」、絢爛豪華な山車の巡行が特徴の川越最大の祭礼、川越まつり。
慶安年間に当時の川越藩主・松平信綱が氷川神社に神輿・獅子頭などの祭具を寄進し、神幸行列を奨励したことに始まります。神輿の後を氏子各町の踊り屋台や練り物が随行し、やがて山車に統一される形で発展してきました。現在「川越氷川祭の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
川越まつりは370年もの長い歴史を誇る一方、引き継ぐ人々によって繰り返されるたびに再生される新しさがあります。共同体全体の繁栄と安寧を願う行事として、私たちに変わらぬ安心感と新鮮な刺激とを与え続けてくれています。
氷川神社・本殿彫刻
天保13年起工、嘉永2年竣工。建物を埋める彫刻は名工・嶋村源蔵が7年の歳月をかけて彫り上げた精巧な江戸彫です。本殿の腰廻りには、氏子十ケ町の山車人形を題材にした彫刻が施されています。上部羽目部分には城主の家系にまつわる源氏の物語が彫られ、神社と藩、氏子の強いつながりを偲ぶことができます。
川越氷川祭礼絵巻(氷川神社蔵所)
文政9(1826)年の祭礼。絵巻には川越城から行列を見る藩主のほか、氷川神社の神幸行列に氏子各町の踊り屋台・仮装行列などが随行する様子が細かく描かれています。
川越まつりの軌跡 続く、つながる
新型コロナウィルス蔓延により、
ここ2年間は川越まつりの山車行事を行うことができませんでした。
それでも私たちの心には、いつも川越まつりがあります。
それはずっと昔、川越で暮らしていた人々も同じ。
多くの困難を乗り越えてきた川越だからこそ、今でもその歴史と伝統が受け継がれているのです。
川越まつりお土産特集
川越では、お祭りに関連するお土産やグッズがたくさん販売されています。
いつものデスクに、大切な方へのお土産にいかがですか?
1,210円(税込)
羅陵王の山車(左) 山王の山車(右)
各660円(税込)
川越はがき [起こし文]
大澤家&神幸祭
330円(税込
やまわ&山車
330円(税込)
2,000円(税込)
各300円(税込)
初代600円(税込)
二代目600円(税込)
三代目750円(税込)
[川越まつりラベル]
500ml 594円(税込)
1000ml 950円(税込)
写真提供:志多町弁慶会/川越まつり今昔アーカイブプロジェクト実行委員会/株式会社櫻井印刷所