川越モダンを歩む。
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Vol.6

川越の建物は「蔵」だけにあらず。
表通りにも、1本入った裏道にも、西洋文化を
取り入れた近代建築がたくさん存在します。
「近代と現代」をつなぐ、川越モダンの魅力を
探しに、歩いてみませんか?

表紙写真:編集部 撮影場所:BOULANGER LUNETTES

川越モダンを歩む。

発行:2021年01月

川越モダンを歩む。

川越の建物は「蔵」だけにあらず。
表通りにも、1本入った裏道にも、西洋文化を取り入れた近代建築がたくさん存在します。
「近代と現代」をつなぐ、川越モダンの魅力を探しに、歩いてみませんか?

川越モダンを歩む。

シマノ珈琲大正館

昭和8年(1933)建築、川越市の都市景観重要建築物のシマノ珈琲大正館。元は呉服屋で、現在は喫茶店として営業しています。人造石洗い出し仕上げの看板建築で、外観はもちろん、店内の細部まで「大正」へのこだわりを感じます。連日多くの人が、当時のレトロモダンな雰囲気を味わいに訪れます。

川越市連雀町13-7

049-225-7680

8:00-19:00

川越アートカフェ エレバート

蔵造りの建物が並ぶ通りに、石造りの建物が目を引きます。大正4年(1915)建築の「川越アートカフェエレバート」は、コーヒーや地ビールなどを提供するカフェ。洋館風の外観に内部は土蔵造りという珍しい建築で、かつて美術館だった頃の内装や調度品を生かした店内に、当時の趣を感じます。

川越市仲町6-4

049-222-0241

11:30-18:00(L.O.17:30)

ristorante Benino

川越市駅から程近く、交差点の角に立つ赤い屋根と白い壁の外観が印象的。昭和2年(1927)建築、元は「旧六軒町郵便局」だったこの建物は、現在1階で老舗イタリアン「ristorante Benino」として営業しています。国の有形登録文化財に指定され、今も昔も地元の人が集う場所となっています。

川越市田町5-1

049-222-3959

ランチ …… 11:30-15:30(L.O.15:00) ディナー … 17:30-23:00(L.O.22:00)

旧山崎家別邸

川越の老舗菓子店「亀屋」の五代目嘉七の隠居所として、大正14年(1925)に建てられました。建物から庭園まで、建築家・保岡勝也によって設計された、和洋折衷の住宅です。現在は文化財活用の一環として一般公開。また国指定重要文化財、国登録記念物名勝地として登録されています。

一般 100円 高校・大学 50円

川越市松江町2-7-8

049-224-5940(川越市役所観光課)

9:30-18:30(4~9月) 9:30-17:30(10~翌年3月)

共に、働くコワーキングスペース

複数の人が集まって、共に仕事をする空間=コワーキングスペース。
異なる業種のひとたちが集まり、刺激を受けあうことで、新しいアイデアが生まれるかもしれません。
地域と結びつきながら、川越で「新しい働き方」を試してみませんか?

◯ダイクマチ
川越市連雀町27-1

◯ロッケンマチ
川越市六軒町1-15-2 2F
運営:株式会社 80% 
https://80per.net/

 LUNETTES

地産地消、素材を生かしたパンで心温まる食卓を

閑静な住宅街に建つ人気のパン屋。ハード系を中心に、シンプルなパンやサンドイッチが所狭しと並びます。特徴は埼玉県産小麦「ハナマンテン」を使った生地へのこだわり。噛みしめるほどに小麦の力強さを感じます。地元作家の雑貨も数多く取りそろえた店内からは、地域との一体感が伝わってきます。

川越市砂新田2-8-11
月・火曜定休日
9:00−18:00

新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴う官公庁による緊急事態宣言や営業自粛要請、各店舗による自主的な感染予防対策のため営業日時等が変更となる場合がございます。事前に各店舗のHP等ご覧ください。