ありがとう、西武本川越ぺぺ
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Vol.54

ありがとう、西武本川越ぺぺ

発行:2025年11月

ありがとう、西武本川越ぺぺ Thanks!! Seibu Honkawagoe PePe

ありがとう、西武本川越ぺぺ

 令和七年、川越に衝撃のニュースが走った――「西武本川越ぺぺ、閉館」。西武線に乗るときは、とにかく館内を通って「お気に入りと出会えるかな?」とワクワクしたこと。習い事の帰りにお母さんにおねだりした、ドーナツのこと。中学生になって、友達とお買い物に行くのも、必ず待ち合わせは本川越ペペでした。

 34年前に開業してから、世代を超えて、何人もの人たちの「うれしい ! 」「楽しい ! 」のために、本川越ペペはここにいてくれました。買い物やイベントに訪れるだけでなく、館内でアルバイトをした人もきっと多いことでしょう。34年間、川越人のいつもの生活にちょっと素敵なモノ、コトを添えてきてくれた本川越ペペに、今、私たちが伝えたい「ありがとう」を特集しました。

本川越駅とぺぺの軌跡

1895年(明治28)に開業した川越鉄道川越駅を基とし、
1953年(昭和28)に現在の場所に移設された
西武鉄道新宿線「本川越駅」。川越市内で最も古い駅として、
今も多くの川越市民や観光者に利用されています。
本川越ペペがステーションビルとしてオープンしたのは
1991年(平成3)のこと。当時の懐かしい写真と共に、
本川越駅とぺぺの歴史を振り返ります。

在りし日の本川越駅前

本川越駅ホーム
(西武鉄道株式会社 蔵書)

テレフォンカード

オープン時の記念グッズはオリジナルテレフォンカード

西武本川越ぺぺ開業(1991年)

開業当時のキャッチコピーは「生活は、感動へ」。114店舗を有し、オープンしました

開業時のフロアガイド

生活をより彩る多くの店舗が揃った。3店舗が開業当初から今も営業している

地域とともに

西武本川越ぺぺでは、常に地域によりそうイベントを続けてきました

地下のイベントスペースでは、川越の歴史や文化を伝えるパネル展示も行いました

川越氷川神社の縁むすび風鈴を入口に。季節を感じるひとときを演出

事務所からの川越まつり風景は壮観 ! 広場はいつも大盛り上がり !

—開業は34年前になりますが、当時はどのような風を川越に吹き込もうとされていたのでしょうか。

「1991年の9月5日、本川越駅舎の改築に伴って、川越プリンスホテルと西武本川越ぺぺが開業しました。

地下1階から5階までで、114店舗で開業しました。」

—開業当時のキャッチコピーは「生活に感動を」ということでした。

「生活に彩りや感動をご提供する施設として誕生しました。5階はコンサートやイベントなどを開催する「ぺぺホール」があり、地下1階にはフードコートや、世界各国250種類の雑誌最新号が見られる「ワールドマガジンギャラリー」などもありました。」

—まちの人では、代々ぺぺを利用している人がとても多いですね。

「お買い物だけでなく、アルバイトをされていた方々など、本当に地域の方々に支えられて営業しています。実は私も川越市内の高校に通っていたので、ペペでの学生時代の思い出がいっぱいありますよ。」

——駅に直結しているところも魅力のひとつでしょうか。

「そうですね。駅をご利用の学生や通勤・観光のお客さまのほか、川越にお住まいの地域住民の皆さまが日常的に利用しやすいのがぺぺの魅力ではないかと思います。

 ダンスの発表や似顔絵展示、音楽イベントなど地域の皆さまの発表の場としてもぺぺをご利用いただき、地域とのつながりも大切にしてきました。」

—川越まつりも、いつも大盛り上がりですね !

「街中が活気に沸いて、スタッフたちもお祭りが近づいて来ると血が騒いでワクワクしているのが楽しくて。地域とより一体になれる大切な日だと思っています。」

——令和8年の1月に閉館と聞いていますが、その後この場所はどうなるのでしょうか?

「現時点では具体的な開発内容は決まっていませんが、またこの場所が地域の方に喜んでいただけるような場所になるように、そして川越がもっと住みたいまち、訪れたいまちとなるように私たちも歩みを進めていきたいと思っています。」

——これから、また新しい形でもう一度本川越ぺぺに会える日を、楽しみにしています。

いつものください! column

地元の人が通う名店をご紹介!

Daily Stand Copoli

自家製ベーコンと
マッシュポテト

狭小レストランで有名だったコポリが移転 ! でもその店主こだわりの味は変わらずに、常連さんの舌を唸らせています。自家製ベーコンはいくつかの料理に使われていますが、その塩気と旨みはやみつきになること間違いなし。今回はマッシュポテトと共にどうぞ !

Daily Stand Copoli

川越市菅原町10-5鎌田フルーツビル 101

080-5932-1650

月曜定休 詳細はInstagramをご確認ください。

伊勢屋

私のソウルフード !
みたらしだんご

川越人には、お気に入りのだんご屋さんが必ずある(らしい)。連雀町の伊勢屋さんで必ずいただきたいのは、このみたらしだんご。優しい甘さがたっぷりなのに、後味はスッキリ。おだんごの歯応えも◎。他にも変わり種のメニューがたくさん楽しめます。

伊勢屋

川越市連雀町10-1

049-222-0986

月曜定休、水曜不定休