川越に、映画文化を伝えるために

川越に、映画文化を伝えるために

川越スカラ座 支配人

舟橋一浩さんFunabashi Kazuhiro

2026年01月

ただ映画を見るだけのためにある、この小さな映画館「川越スカラ座」。近所はもちろん、遠くからでもこの場所を訪れる人は多い。1905年に寄席「一力亭」として開業し、その後1940年からは映画上映を始め、1963年から「川越スカラ座」となった。

時代の流れもあり2007年に閉館したが、映画文化を地元川越に残そうと立ち上がったのが、舟橋さんと中心とするNPO法人プレイグラウンドのメンバーだった。川越人の思い出の場所を引き継ぎ、今は監督や俳優のティーチイン、イベントを積極的に行い、古き良き川越の風景と、地元の人たちの思いを担う。プログラムのラインナップもまた秀逸。いつもそこに、映画館がある幸せを噛み締める。